無言電話

2月最終日。
18:00 本社からの着信。

わたしのアンテナがピピピ!と動く。
案の定、わたしへの電話。

「本社のFです。お疲れ様です」
と、いつものハスキーボイス。

「あのぉ…、際(キワ)になってしまったんですけど、
わたし、今日で終わりなんです…」
「あぁ…。いろんな新しい人からメールが来るから、
『どうしたの?』って本社に聞いたら、
『Fさん辞めるんです』とは、聞いていたのよ…。
いつで終わりとは聞かなかったけど…」
「今日で終わりなんです…」
「そう。お疲れ様です…。
Fさん、ほんとにサクサク仕事が出来てよかったわ…」
「あ、ありがとうございます…」
「寿退社?」
「なら、いいんですけどね…。違うんです…(・_・;)…」
「あ、そうなの?」
「ええ………。」

突然の無言…。

「じゃぁ、また新しいところで頑張るのね?」
「ええ、まぁ………。」

また、無言。

また、ピピピ…!
『ヒステリー部長の怒鳴り声を聞くのがイヤになったのね?』
と、喉まで出かかったが、ぐっと飲みこんだ。
Fさんの周りに誰が居るか分からないし、
下手な返事もできないだろうから、
しばらく彼女の無言に付き合って、

「本当にお疲れ様でした…」
「お元気で…」
と、お互いに何度も言って電話を切った。

きっと、言いたいことが何かあったんだろうな…。
聞いてあげられなくて、ごめんね…。


今の職場になってから、
Fさんを含め、わたしの相棒たる人が、
何度入れ替わっただろうか…。
Fさんは、長いほう…。

海の向こうからの電話でさえ、
こちらの意気を消沈させるヒステリーの罵詈雑言。
毎日、同じ部屋で聞いていたら、
わたしなら、きっとノイローゼになるよ。
(というか、人間不信…かな?)

それに、電話では言わない罵詈雑言も、
その部屋では飛び交っているはず。

「支配人?あれは、ダメね!」
「しめのさん?あれも、ダメ!」
「あっちにはロクな人が居らんわ!」
「いや、そもそも、岡山にロクな人間が居らん!」
「それ!それ!」
「わっはっはっは~!」

くらいのことは、こちらにも聞こえてきている…。




Fさん、お疲れ様…。

もう少し、ストレスのない生活をしましょうよ。
ね? お互いに…。

この会社だけがゼッタイではないし、
もっと、気持ちよく働けるところは、いくらでもあるはずよ…。


Fさんが、このブログを読むことはないと思うけど、
Fさんに、エールを送ります。

『こんな、社員を大事にしない会社なんか、見捨てて正解!』
『世の中には、アナタをもっと大事に思ってくれる会社が
いくらでも、ある!』
『心配しないで!』



Fさん、お元気で…。
ありがとう…。



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